プラス・スペシャル
MSK Special Reports

もくれんとすいれんかれんの非日常的突発イベント記録
人生、一寸先はヤミ

Report No.10 「富士山麓 雪の会」


実はご機嫌↓あまり歩きたくないヒト

富士山バックにひとやすみ

保護色(手前)とへっぴり腰(奥)

2月末。雪を求めて山中湖へ、ころのこ父娘と冬合宿。

初日、山中湖はなんと見事なスケートリンク。天気悪くて写真無し。
ミゾレ状の表面は意外に滑らず、大喜びで走り出すくーにゃんズ。ちょーっと待てぃ!あわてて呼び戻す飼い主に、けげんな顔の3頭。割れて落ちるかもしれないから、こっち(岸に沿って)の向きで、走ること。厳命。しゃれにならないからね。

湖にたどり着くまで、雪が深くて大変だけど、一度は体験したい凍結山中湖。一度で十分という噂も。


雪モグラ

パパはご機嫌?

広いよね〜

宿の周りも雪深く、モモまで余裕で埋もれる飼い主。踏み固まった部分と柔らかい部分、見た目に区別が難しく、突然すっぽり落ち込む無限落とし穴地獄。歩きにくいし疲れるし。

歩きにくいのは犬も一緒、みんな指を大きく広げて(普段の状態をグーとすれば、目一杯パーにして)一歩一歩確かめるようにそろりそろり。
もくれんやころのこ父娘は器用に、跳ねるように泳ぐように雪の中、進むんですが...特にかれんは苦手な様子。いつも元気よく突っ走るキャラのせいか、好きなように走れない、という状態が気に入らない。
時が経つにつれてあからさまに機嫌が悪くなり、のこちゃんに八つ当たり。最初のうちは、さんざんじゃれて遊んでいたのに。嫌われるぞ、そういうの。

すいれんのほうは、いつも通りのマイペース。黙々と前進。かと思うと突然、雪の中に顔を突っ込んで仰向けに身もだえてゴロリンゴロリン。砂浴びをするカバのよう。楽しい?


ソファーが似合う くつろぎ父娘

暖炉が似合う わがまま小僧

宿のドッグラン リス小鳥付き雪完備
2日目は巨大なドッグラン、自衛隊の演習場へ出動。ここも一面の雪。4WD車も中まで入れず、入り口近くの雪野原、これまた埋もれるだけの犬と飼い主。天気は申し分なく、ちょっと雲のかかった富士山を背景に、好きなように遊ぶ5頭。
もくれんはひたすら、飼い主の投げる銘木を回収。すいれんは好き勝手に林の中を探検。ころのこ父娘は雪の上に伏せて日光浴。かれんはつまらなそうに飼い主のそば...

今回開発した雪遊びは、犬投げ。手近な犬(もくれんが良いサイズ)を捕まえて抱え上げ、雪の中へと放り投げるシンプルな遊び。飛距離による技術点と、着地の際のポーズ(必ずみんな一瞬固まる)による芸術点を競うもの。来年はぜひ、競技会を開催したいところ。

雪が深すぎると犬につきあって遊ぶのも疲れるけれど、やっぱり冬は雪遊び。ただし装備は万全に。ぬくぬくの下着(ミズノのブレスサーモがお薦め)と長靴(ひざ丈、マリンブーツみたいに上で縛れるのが良し)で無敵。つぎは新雪狙うぞ、くーにゃんズ。(01/03/13)

おまけ

1. 謹賀新年
2. 美白の女王


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